スポーツ・部活のモヤモヤ
スポーツ・部活の現場は、男女で種目やユニフォームが分かれていたり、ロッカールームや合宿などの「裸の付き合い」が多かったり、コーチ・選手、先輩・後輩などの力関係もあり、セクハラやパワハラが起こりやすい場です。その中で、LGBTQの人たちはより悲しい思いをすることがあります。スポーツに関わったことのあるLGBTQの41.5%が差別的発言を聞いたことがあるというデータもあります。
みんながスポーツを楽しむために、できることを考えてみましょう。
おすすめ♥ブックス
「スポーツ フォー エブリワン」
第2版
テキスト:認定NPO法人 虹色ダイバーシティ
発行:プライドハウス東京(2020)
「歴史を変えた50人の女性アスリートたち」
著者:レイチェル・イグノトフスキー
翻訳:野中 モモ
発行:創元社 (2019)
子どもからカミングアウトされたら
三重県が全日制高校を対象におこなった調査では、10%がLGBTQでした。子どもやその友だちがLGBTQである、というのは、珍しくありません。育て方に何か問題があってLGBTQになるわけではないので、まずはその子の話をしっかり聞いてあげてください。
おすすめブックス
「カミングアウト・レターズ」
著者:砂川秀樹
発行:太郎次郎社エディタス(2007)