社会の変化
今、LGBTQをめぐる日本社会の状況は急速に変化しています。何かニュースを見つけたら、周囲の人と話してみましょう。
LGBTQをめぐる最近の動き
2015年
渋谷区・世田谷区でパートナー制度が始まる(現在は全国の自治体に広がっている)
文科省が全国の学校に性的マイノリティの子どもたちへの対応について通知
2016年
厚労省のセクハラ指針に性的指向・性自認という文言が入る(パワハラ指針にも入った)
2017年
経団連が提言を発表、企業の取り組みが進む
2018年
お茶の水大学(女子大)がトランスジェンダー女性の受け入れを表明
2019年
オリンピック関連の東京都の条例に、性的指向・性自認による差別禁止が入る
教職員向けの情報
LGBTQの子どもたちは、クラスに1人以上と言われていますが、ほとんどの子は周囲の大人に相談することができません。教職員からの適切な情報提供は、子どもからも親からも、切実に求められています。一方で、教職員自身も学ぶ機会が少なく、自信を持って情報提供できないという悩みを聞きます。
しかし、LGBTQの子も過ごしやすい学校づくり、少数派でも居場所があるよ、というメッセージは、他の子にも良い影響があります。子どもたちと共に学ぶ姿勢で、取り組んでいただきたいと思います。
おすすめ♥ブックス
「はじめて学ぶLGBT 基礎からトレンドまで」
著者:石田 仁
発行:ナツメ社 (2019)
冊子「淀川区教職員向け LGBTハンドブック」
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