子どもたちもいろいろ
「女らしくない」女の子、「男らしくない」男の子は、周囲からからかわれたり、イジメられたり、自分で自分を否定したりすることがあります。
サッカーって楽しい! できればずっと続けたい。 でも、最近、「女なのに」って よく言われるのがイヤ…
キラキラした服が大好き! でも、僕が着たら 友達から笑われちゃうかな…
お互いに自分の好きなものの話ができる、 一番の友達。でも、周りから「アヤシイ」って 言われて悲しくなっちゃった…
男の子、女の子って分けられると、 どっちに行ったらいいのか迷っちゃう… やっぱり自分がヘンなのかな…
周囲の人は、その子がどんな子かを決めつけず、その子が楽しいこと、 大好きなことを否定せず、見守ってあげてください。
LGBTQとは
性のあり方はとても多様で、変化することもあります。周囲の人たちが「女の子らしさ」「男の子らしさ」を無理に当てはめようとすると、自分自身も含め、自分の好きなことを好きでいられなくなってしまう子もいます。 ここでは、子どもの個性を考えるヒントとして、LGBTQの言葉の意味をご紹介しますが、これらがピッタリくる子もいれば、そうではない子もいます。(LGBTQに当たる人は3%〜10%という調査結果もあります)
L
自分を女性と自認し、
女性を好きになる人
G
自分を男性と自認し、
男性を好きになる人
B
女性を好きになることもあれば、
男性を好きになることもある人
T
出生届に記載された性別とは異なる
アイデンティティをもつ人
Q
その他の性的マイノリティの人のことを
総称する言葉(※)
※Questioning
自分の性のあり方を模索中、あるいは、
決めないことを選ぶ人を指すこともある